介護をするとは何か?

できないことを助けてもらう

40代独身の私。高齢の母との二人暮らしです。今は元気な母ですが、介護について考えるようになったこの頃。
私が子どものころ、父方の祖母がアルツハイマーの寝たきり状態となり、母が祖父や叔母と協力しながら介護をしている様子をみていました。
子どもの私には、本当のところ、その実情はわかっていなかったのかもしれないけれど・・・それほど大変という印象はなくて、自然な日常の風景でした。兄弟姉妹も多い親世代なので、現代ほどには追い詰められにくかったかもしれません。
さて、子ども時代にそんな介護の場に身を置くという時間。それも貴重な体験です。
だれもが、人生の終盤において、多少ともからだの不自由をともない、誰かの助けをもらって暮らすのですね。それを普通のことととして、受け止める。それが心の健康なのかな・・そんなことをぼんやり思います。

自分を育てる自分を癒す

育児は育自なんていう言葉がありますが、介護もやっぱり自分育てですよね。
ただ子育ては、「子どもが欲しい、育てよう」とどこかで「選びとる」ことが多いのですが、介護は選んだという意識が大体ないので、消極的な分その労力を重く感じてしまうかもしれません。
また、まっさらな状態の赤ちゃんと比べて、これまでのいろいろな歴史を持つ父や母の介護は、ひとつひとつ独特の難しさがあるのでしょう。
私もこの先、介護するようになるのかどうか?・・
それはわからないですが、もしそんな状況がやってきたとしたら・・・「介護を通して自分育てをしなさいと神様が言っている」そう受け止めたいと思っています。
そして、子育てで親が癒されるように、介護を通して子どもは癒されていくのかなと思っています。

Care Relationship